春の猫パトロール
- nagahamaneko
- 2023年4月23日
- 読了時間: 2分
地域猫となった猫たちは、手術して終わりではありません。
お世話してくれる人がいてこそ、地域猫です。
投薬などの健康管理も必須です。
多くの子が猫風邪を経験しています。免疫力の低下や寒さなどで眠っていたウイルスが出てきます。
春になり、冬には毎日「寒さで死んでいないか」とハラハラしていたパトロールも、だいぶ心穏やかにできるようになりました。
暖かくなり、猫風邪も落ち着いてきています。
一方、春ということで、おなかの大きい雌猫や、見たことがない雄猫もちらほら。
月に1度に制限された愛護センターでの手術目指して捕まえた子が、妊婦猫なこともあります。
手術をしてから獣医さんから告げられることもあります。
臨月では母体に負担もかかります。
全頭、引き取って産ませることは、現時点では無理です(努力して、受け入れてくれる人を探しますが、どこも同じ状況です・・・)。
TNR活動をしている人ならぶつかる問題です。
「餌をやらないのはかわいそう」
その思いで、餌やりを続ける人。その気持ちはとてもよくわかります。
自分で餌を買って、その金額も消して低いものではなく、雨の日も風の日も毎日休まずあげて・・・
すごいことです。
でも、どこかで手術をしていれば。
増えて疎まれる数頭 ではなく、愛されて暮らす一頭 になっていたかもしれません。
猫に罪はありません。
めげずに啓発です。
