会ができるまで②
- nagahamaneko
- 2022年10月2日
- 読了時間: 2分
さて、子猫の捕獲をしようと思ったものの、他にも猫が多く、捕獲器に興味津々。
狙った子ではない子が入った場合、未手術なのにそのまんまリリースして良いのか…
それまでも長浜地区は猫が多く、それまでも子猫が車にひかれたり、カラスにやられたり。
また、あとから聞いたところでは住民の方からの苦情も多かったとのこと。。。
そこで、もうこうなったら自分たちが県や市の制度を使って、猫たちの避妊去勢をすすめるしかない…!
ところが…
大分県にも、全国的に知名度が上がってきた「さくらねこ」のプロジェクトがあることがわかったのですが、実際に参加するまでのハードルが高い高い…。
避妊去勢手術を無料で行うことのために、『自分たちで』その地区の自治会に話をつけ、また餌場やトイレの場所の交渉もしなければならないのです。
本来、野良猫の問題は、公衆衛生の点で行政が取り組むべき事項のはずです。
ただの一般市民、しかも土地の結びつきが弱いマンション暮らしの若い世代には、
『自分たちで自治会と交渉する・持ち家のある住民を探して交渉する』
ということは、まあまあのハードル高です。
『勝手に地域猫と称してあちこちでの餌やりを正当化されては困る』という、行政側の予防線はわかりますが。
自治会含め地域住民の理解を得る…というこの点だけでも行政主導で行い、それをボランティアに委託するという形にしてほしいところです。
とはいえ、現時点ではそうではないので頑張りました…。
どうにか自治会長さんにアポイントメントを取り付け、グループ申請の話を聞いていただいたり、地域住民の方に餌場・トイレ設置のお願いをしたり。
自治会長も餌場設定を認めてくださった方も、とても理解がある方で、また地域の猫問題に頭を悩ませていたとのこと。
一緒に頑張っていきましょう!と、なんとかグループ申請までこぎつけることができたのです。
ここまで土地の人と知り合いがそんなにおらず、仕事も家庭もある我々には、他にも上手なやり方があったかもしれませんが、実に一ヶ月の時間を要しました…