- nagahamaneko
- 2023年6月4日
- 読了時間: 2分
更新日:2023年6月9日
繁殖期も峠を越えたかそれともまだまだ越えていないか、
子猫の相談があちこちで聞かれるようになりました。

先日は、とある一軒家から壁の中の子猫のレスキューのご相談。
どうやら家の隙間で子育てをしていて、一匹だけ子猫が取り残されたよう。
お引越しをしていたのでしょうか。
ともあれ、長い時間放っておくと、命の危険があります。
これについては、発見者の方が便利屋さんを呼び、レスキュー後のことも考えてくださっていました。
こちらとしては捕獲器を持っていき、
発見者の方を子猫を育てあげている経験者の方にお繋ぎしたのみです。
発見者ご自身が、責任をもって動き、命を助けてくださいました。
壁から助け出されたその子は、捕獲器もいらないほどの、まだほんの小さな乳飲み子でした。
お母さんにお乳はなんとかもらっていたのか、それまでの栄養状態の良さで耐えたのでしょうか、体は元気そうでした。
でも、病院ではたくさんのうんちが。
お母さんにお尻を舐めてお世話してもらうまでは無理だったのでしょう。
保護したその夜も、なかなか哺乳瓶から飲んでくれず、発見者さんは大変にご苦労されていましたが、夜通し工夫され、
今は職場の皆さんと交代でお世話をし、元気に育っているようです!
みんなで繋いだ命ですから、さらに幸せにしたいですね。

こんなに大きくなりました❤(追記:6月9日)
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さて、ここの場所は、冬から捕獲にチャレンジしていたところでした。
月に一回の愛護センターでの手術のための捕獲は、やはり月に一度。
(あまり前から捕獲器に入れるのも可哀想なので、私達は搬送の前日に捕獲活動をしています。)
チャンスの少ない中で、また、他の場所にも猫がいる状況の中で、
この場所のさほどお腹を減らしていない母猫たちを捕獲することに、ずっと苦戦していました。
また、ここの猫たちは母猫になるとは思えないほど小柄な体つきでしたが、早ければ半年でも妊娠可能です。
とにかく手術が大事です。
生まれた子猫は可愛いですが、ロードキルや未熟な母体での出産による栄養不良など可哀想な運命をたどる子のほうが多いです。
蛇口を閉める活動に、ご協力・ご理解を宜しくお願いします!